会社での仕事は、個人ではなくチームで行うものです。
雰囲気の良くない職場からは、良いチームワークは生まれません。
それどころか、退職する社員が出てくる可能性もあります。
雰囲気の悪い職場には、次のような共通点が見られます。
まず、社員同士の関係がドライすぎることが挙げられます。
度が過ぎたドライな関係では、社内が閉鎖的になってしまいます。
次に、上層部の意見しか通らないようなトップダウンが硬化してしまった例が挙げられます。
若者の意見が全く通らなければ、モチベーションが上がるはずはありません。
そして最後に挙げられるのが、社員の諦め状態です。
会社に対する不満というのは多かれ少なかれあるものですが、全く改善の希望がないと感じると、諦めの姿勢になってしまうものです。
では、このような職場の雰囲気を変える方法はないのでしょうか。
少なからずより良い状態に近づける方法はあります。
一つは、社内のコミュニケーションを増やすことです。
話しやすい会話が飛び交う環境からは、良い仕事が生まれやすいものです。
そして二つめは、成功事例や良いことをした時には褒め合える社風であることです。
人は誰かに認められると、さらなるエネルギーを出すものです。
褒めることが欠如しているチームからは、素晴らしい成果は期待できません。
上層部の人間も、時代はいつも変化していることを自覚し、若者から学ぶという謙虚な気持ちを持つことが大切です。
また、過去の成功体験をいつまでも引きずることも良くないでしょう。